中学生体験学習

gokaken2009-11-18

今日は五霞中学校の一年生を対象としたログハウス風建設体験学習を実施しました。総員80名を2班に分けて前半後半で実習を行いました。
前半の40名は鉄筋組立を体験。管理人は重機体験を担当したのでその場には居られませんでしたが、子供達は一生懸命鉄筋を並べて結束作業をしたようです。重機・測量体験班は当社で用意したバックホウ2台を操作して掘削作業の体験を行いました。みんな楽しそうでしたよ。普段は遠巻きで見ている工事現場の本物の機械を実際に操作するのですから、きっと刺激はありますね。ホントに真剣な表情で取り組んでくれていました。

測量体験では光波測定器を使用してボールを投げた距離を測定したりしました。ミリ単位まで正確に測定できることに驚いていたようです。

後半は前半の子供たちと入れ替わっての作業。組みあがった鉄筋と型枠の中にコンクリートを打設する作業です。
約2.5m^3の生コンクリートを一輪車で運んで打設します。コンクリートは24−12−20を使用。子供達に運びきれるかな?と一抹の不安を抱えながら作業スタートです。
最初は一輪車に乗せたコンクリートの重さに驚きながらの作業でしたが、だんだんスムースに動くようになってきます。子供達も慣れて来たのでしょうね。流れ作業で6台の一輪車をみんなで交代しながら運搬していました。
そのうちに積極的に締め固めのバイブレーターを使う子供や、コテを使って均し作業をする子供などみんな真剣に取り組んでくれていました。

生コンを運搬してきた運転手さんも長い待ち時間にも関わらずいやな顔を一切せずに協力してくれて、子供達に我々も触った事の無い生コン車の操作まで体験させてくれてビックリ!!ホントいい体験学習となりました。

3K・5Kと言われて久しい建設業界ですが、人々が生活するには建設業は必要不可欠です。無駄の象徴にされている公共事業も無くてはならない大切なものです。
その仕事に少しでも触れてみる事によって、新たに気づく点もきっとあることでしょう。我々は常に仕事として作業に接していますが、純粋な子供達にとって作業を体験することは今後の建設に対する見方に変化があると信じてやみません。
物を作るという事は一人では出来ないことです。全員が一致協力してこそ大きな仕事ができるということを感じてくれたのでは無いかと思います。

次回は12月2日。建築体験を実施します。

そして、みんなで作り上げたログハウスの前で記念撮影をするのが楽しみな管理人です。

快く協力してくれた建設未来協議会境支部の皆さん。そして親分である杉田支部長。朝早く出発して遠く日立から駆けつけてくれた岡部本部事務局長。本当に皆さんありがとうございました!そしてまた次回も宜しくお願いします。