除雪で地域にささやかな恩返し

gokaken2013-01-15

今回の雪は思いがけずの大雪でした。
当社の工事も全面的にストップしてしまいました。
今回の雪に対して、除雪に使えそうな機械を準備して備えていましたが、こんな大雪になるとは思いもしませんでした。
とりあえず、14日の昼ごろから会社周りの道路を除雪し始めたのですが、雪の降る勢いのほうが強くてどんどん積もっていきます。
除雪専用の機械ではないので、ひさしだけの屋根だけですから、完全なオープンカーです(笑)
とにかく凍えそうになったら会社に戻りストーブで暖を取ってまた外に・・・ということを幾度となく繰り返しました。
夕方になって雪が小降りになってきたので、ブルドーザーに乗り換えて作業再開。この機械は雪を押すだけでなく、前面の排土板が左右に傾く機構がついているので雪を思った方向によけることができます。
当然日が暮れてきて雪がやむと気温がさらに下がってきて・・・手足先の感覚はなくなってきます。でも、凍ってアイスバーンになってしまっては明日の朝がとっても危険なので、メインの道路だといつも雪が凍ってしまう日陰の場所だけはやっとかなくてはなりません。
夜中にブルの騒音はうるさかったでしょうが・・・何とか10時半過ぎには作業を終えました。

翌朝は思った通りのアイスバーンの嵐。学校も2時間遅れの登校ということなので、今日は通学路メインの除雪。
すべての通学路というわけにはいきませんが、とりあえず子供の通行が多い道路をタイヤショベルで除雪。途中で役場の職員皆さんとお会いしました。皆さん手作業で子供たちの通学路を確保してくれていました。仕事とはいえお疲れ様です。
次は、中学校に向かって自転車通学の危険ポイントを除雪。ここも体育館の影になって凍ってしまう大変危険な場所です。

そして地元小学校に戻って校内の除雪。道の駅に回って駐車場の除雪。昼を挟んで中学校校内の除雪。そして原宿台地区の通学路を除雪。と除雪に明け暮れた一日でした。
でも、いざ人力での作業となればこれだけの大雪では太刀打ちできません。こういう時こその地元建設会社であると思います。すべての道路を除雪できるわけではありません。でも、少しでも暮らしやすく安全な地域にするという心をもって作業しています。
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ささやかな・・・地域への恩返しの除雪です