本格的な建設産業冬の時代

公共事業削減と不況のあおりが我々の身近に迫ってきたという感じがする今日この頃。仲間でありライバルでもあった建設会社が少しずつ姿を消しています。一生懸命営業していても景気には勝てないんですね。本当にいい会社って何なんでしょうね。お客様のためを思い喜んでもらう事を念頭に仕事をしていた仲間なのに。。。綺麗ごとでは済まされないというのは経営者ならば当然分かる事ですが、綺麗ごとすら論じる事の出来ない経営者であってはいけないと思うのです。
より良いものをより安くが一番いい事ですが、安いものには訳があるというのも正解。我々も工事を商品としてお客様に買っていただきそれを糧に社員とその家族は生活していますから、べらぼうな値段では完成できるわけがありません。公共工事が税金無駄遣いの悪者になってしばらく経ちますが、一向に明るい未来が見えてきません。
でも、それは我々この業界だけに限った事ではなく、どんな商売でもみなさん御苦労されているのでしょう。日本全体・・・いや世界全体が混沌とした時代になってきていて何をやってもモチベーションが上がらない時代なんでしょうか?
会社を経営するということはどんな小さな会社でも本当に大変な事です。でも大変だからと言って逃げるわけには当然いきません。市場原理と競争社会の中でいかにして活路を見出すかを常に勉強しなくてはなりませんね。辛い事も多いけど、いい事もたくさんあります。よき時代を今の子供たちに残せるように少しでも頑張らなくてはならないと思う管理人なのでした。