まるで市販型レーシングカー!

gokaken2008-02-01

あまりにも右腕の関節が痛くて病院にいこうかな?と幸手の整形外科に向かっている時に一本の電話がかかってきました。それはレクサス小山のSさんから。久しぶりですねーなんて話していたところ「実はIS−Fの試乗車が回ってきてるんですよ〜」とのこと。おお〜!それはすごいですね〜♪と感激したけど基本的にレクサスさんは予約を入れないと試乗はできないので「見に来ない?」と言うお話かと思い話してると、3時からの予約がキャンセルになって1時間ほど空いていると事!午後の予定は栃木の現場を見て丁度3時ごろには向かう事ができるので「是非お願いします」と申し込みました。
IS−Fは現行型のスポーツセダンISを改良して5Lエンジンを搭載したスーパースポーツ。管理人は発売前からずっと気になっていた車なんです。管理人は「自分で運転して楽しい車」が一番の条件。デトロイトモーターショーで発表されたIS−Fは注目しておりました。僕一人だけじゃ勿体無いともってK薬建設の社長に電話してみたら「行く行く!」とのことで3時に小山のレクサスで待ち合わせとなりました。一仕事を終えて店舗に着いたのですが僕の前の方が試乗中で実車はなし。ラウンジでお茶を飲んでSさんと話していたら「ボォーン」という低いサウンドが・・・「この音ってF?」と聞いたらそうですとの返事。試乗から帰ってきたんですね。ということで早速IS−Fとご対面。なるほど。現行のISとは全く違いますね。とにかく早そうだしカッコいい。張り出したボンネットもその下に眠る5Lエンジンの存在をさりげなく主張しています。ISはさらっとした上品なデザインですがFはそれとは全く違ってどこから見ても筋肉質で力強い。特にフロントのでかいグリルが「ただものじゃない」という雰囲気です。運転席はこれと言って目新しいものがありませんでしたが逆にそこが新鮮。8速パドルシフトがどんな走りをするのかワクワクです。


一通りレクチャーを受けてK薬さんは助手席へ。シートに座るとギュッと包まれるようなホールド感ですごく安心します。スタートボタンを押すとエンジンが始動すると同時にメーターの針だけがが一瞬光って全開まで動いて戻ります。なかなか格好いい演出。そしてサウンドはV8・5Lらしくかなりの重低音。Dレンジに入れて走り出すとあっけない感じで動き出しました。こうして低速で走っていると乗り心地はかなりいいです。足回りは固くて小さなショックは伝わってきますがゼンゼン尖ったショックでは無いので不快ではありません。管理人は固めの足回りが好きなのでゼンゼンOKですが、この辺は好みが別れるかもしれませんね。世間では固いと言われているISですが、このFはその1.5倍ほど固くされいるらしいです。
大きな国道に出たらMポジションでパドルを使って走ってみてくださいと言われ、その通りに。1速で全開に踏んでみると低回転からでも蹴飛ばされたような加速が始まります。そして3500回転を過ぎたあたりからサウンドが全く変わりました。これはまるでレーシングカー!!そしてその加速ははんぱじゃない!1速2速はあっという間にフケ切り、メーターを見る余裕なんてありません。最適なシフトポイントに来るとピッ!と教えてくれる音だけがたよりです。とにかく怒涛のトルクとアクセルレスポンスでシートに張り付くというより押し込まれると言う感じ。隣のK薬さんも「はえぇぇぇ!!」と一言。とにかく加速に目がついていかないほどなんです。あっという間に左折する交差点にきたのでブレーキングしながら左パドルを引いてシフトダウンしていくと「フォン!フォン!」とまさにレーサーがやっているヒールアンドトゥのようにブリッピングをコントロールして回転を自動であわせてくれます。これは感激ですね!!これだけで完全にやられてしまいました(笑)

それからS字コーナをチョットだけアクセルを多めに踏んで走ってみましたが僕レベルの腕ではアンダーステアオーバーステアも出ません。高速コーナーもオンザレール感覚。そしてブレーキはブレンボの対向6ポッドと強烈!どんな事をしても安心です。ハンドリングはクイックそのものできった分だけ回って行くそんな感じです。ターンインの初動もクイックでとにかく気持ちいい。ひとたびアクセルを床まで踏み込めばあっという間にリミッターでしょうね。パドルを使った変速も0.1秒という超高速でまるでレーシングカー。ホント驚きました。今までいろんな車に乗ってきましたが、こんな強烈な市販車ははじめてです。とにかく何から何まで次元が違う。この一言に尽きます。
今注文すると納車は2年後だとか(笑)お金があったらほしいなぁ・・・と指をくわえて見ていた管理人なのでした。