党首討論への批判の批判

昨日の福田総理と小沢代表の党首討論が行われ、マスコミは「弱気の福田」「馴れ合いの二人」などとまたいつもの通り騒いでいるのを見て「相変わらずだなぁ」とその報道に辟易した。僕は日本の2大政党といえども無理やり対立する必要は無いと思うのです。良いと思うことはより良い方向に議論していくべきで無理やり屁理屈をつけて論戦を戦わせる必要は無い。時間が勿体無いし、その運営に多額の税金が使われる事を考えれば至極当然の思いだと思う。
組織は全体の意思疎通を図る事が大前提だが、その意思疎通こそ、違う意見を取り入れながら運営すべきであると僕は思います。
昨日の討論を見て僕は福田総理を支持します。相手の意見を真摯に受け止め、共感するところは共感する。そしてそこからどういう方向に持っていこうかと話す姿はマスコミの批判とは全く反対で立派なリーダーに見えました。リーダーだからと言って全ていおいて強気な姿勢を見せていればいいというものでもありません。時には冷静に言葉を理解し時には突き進む判断もしなければならないのですから。
今の日本はそしてマスコミは無責任に人を批判しすぎると思う。批判するのは誰でも出来る事で、もっと他人を認めて理解する。そういう姿勢を持つ事によって日本は変わっていくのだと思うのです。総理や小沢代表が日本を変えるのではなく国民全体の意識が変わっていくためにマスコミは大きな影響力を持つのだから、みんな右へ倣えの総攻撃ではなく、もっと道徳や人間性をしっかりと見つめた報道をするところがあってもよいのでは無いでしょうか。
昨日の「対立でなく許容」をしっかりと認めたいと思った管理人なのでした。