コンバインドローラー(排対)導入

gokaken2006-12-08

今日は新しいローラーが納車した。排気ガス規制をクリアした4Tコンバインドローラー。現在の公共工事ではほとんどの現場がこの排気ガス対策型で作業するようになっているので、今まで当社にあったローラーの稼働率が低いなぁと感じていた。当社での対策への対応状況はあまり高くないので、自社所有機械の稼動を上げることが一つの課題だと思っている管理人。今回はその一つのステップとして舗装現場では欠かすことのできないローラーを導入した。



しかし、この排ガス規制って本当におおきな負担である。最初からクリーンなエンジンを開発できないものだろうか?規制が出ればそれに合わせた新型。また規制が出れば新型。と本当に困ったものだ。今の現状では一次規制でOKだが、メーカーの自主規制は3次規制まで出てきている。新車を買うほど資金に余裕があるわけではないのでその対応にはホトホト頭を悩ませる。更にトラックなどディーゼル車のNox法や条例などに対応するために大きな負担が強いられた。誰だって環境に優しい少しでもクリーンな車両を使いたい。しかし、その設備投資に見合うだけの利益・経費が出てこないのが現状だ。
横行するダンピング。その競争に勝たなければ仕事が無い建設業界。少しでもコストを下げようと努力はしているが、その努力も限界がある。世間は過去最高の経済成長と騒いでいるが・・・一体どこが成長しているんだろう??と首をかしげる管理人である。