「ステビア土壌コシヒカリ」いよいよ収穫!

gokaken2006-09-11

秋も真っ只中ですが、我が家のコシヒカリも順調に成長して収穫の時期を迎えました。我が家のコシヒカリは砂目水田に限定して収穫したコシヒカリを種〜田植〜管理〜稲刈〜乾燥〜精米まで一貫して行っています。しかし、農協に出してしまうお米は稲刈りまでで、その後の作業は農協にお任せです。しかし我が家の自家用米は一貫して自家生産。いろいろな水田から取れるお米を混ぜてしまうのは勿体無いので水田を限定して収穫しています。一番美味しい水田は自宅の前の9反(約2700坪)が砂目土質で最高に美味しいお米が取れます。水は利根川の綺麗な水を使っていますから品質は文句なしのものであると思います。ここ数年ネットでの販売を始めました。以前は自宅で食べる分をそこから収穫して余った分は農協に出していました。しかし、きっと本物の農家直送米を食べていただいたらどう思ってもらえるんだろうか?せっかく高いお金を消費者の皆さんは払っているのに本物かどうかわからないお米では勿体無い・・・そのような思いから直販を始めました。
 家族総出で田植え
 手でも植えます
 育成過程
 さぁ稲刈りです
 昨年の新米。
 出荷10kgの荷姿
やはり、どんなものでも本物は違うと思います。我が家の水田の中でそれぞれ味が違います。だから、一括して収集してしまう今のお米は当然いろんな味のこしひかりが混じっていると言うことです。やはり自分で作ったお米は一番美味しいところのお米を食べたいですから、農家はどの水田で美味しいお米が取れるかを知っています。しかし、それを一般には流通させませんし出したところで混じってしまいますから意味の無いことなんです。
ネットでの販売によってたくさんの皆様から身に余るお褒めのお言葉をいただきました。しかし、農家ゆえの欠点もあります。それは玄米での出荷の場合はキチンと選別されたお米屋さんと違ってモミガラや精米ロス(殻がむけていない状態のお米)が入ってしまうからです。そのようなご指摘を昨年いただきましたので今年は最新の機械を導入いたしました。100%完璧な玄米ではないかもしれませんが、より良いものを皆様にお届けしたい!その思いで導入を決めました。もちろん精米すればしっかりとした白米でお届けできるのですが、玄米の品質も上げることができました。
自宅で種蒔き(モミ振り)
散布する前のステビア
さて、ステビアでの土壌改良を行ったコシヒカリですが一番の利点は「超減農薬」での栽培に成功したことです。消毒は種の段階で一回のみ。除草剤・防虫剤などは一切使用しませんでした。自然の大地の力を引き出してくれるステビアです。そして有害物質を浄化する作用もあります。根の張り具合を見ても土壌の力は強くなっているようにも思えます。まだ収穫したばかりで現在乾燥中ですから、お米が仕上がった時点で食味検査を行いたいと思います。
まだまだ試しでの栽培ですから、粉末の散布のみでエキスの葉面散布は行っておりません。

秋真っ盛りの中で食べる新米。ホント楽しみな管理人です。