沖縄最終日

gokaken2006-06-04

昨夜バカ騒ぎをしてしまった管理人はかなりの疲労感での起床(笑^^;)朝食はバイキング形式なのでとっても助かります。さて、本日は昨日できなかったマリンスポーツをやります。ホテルの窓から海を見ると風も弱くて穏やかな天気。時々晴れ間も見えて、とても入梅しているようには思えません。荷物をまとめて「かりゆしビーチ」にレンタカー4台で向かう。まず最初にグラスボートで沖縄の海を堪能!船底がガラス張りになっているので沖縄の海中をそのまま覗ける素適なボート(^^)

そして、船内で100円を払うと魚のえさが買えるので購入した。ポイントにつくと船員さんが「ここでえさをあげてください」と言われ、そのとおり海にちぎったえさを投げてみると・・・驚くほど大量の魚が船に寄ってくる!!「なんじゃこりゃ〜?」状態の管理人!色とりどりの魚がウジャウジャといる。少し視線を上げると魚の群れが更に集まってくる様が見える!こりゃ〜すごい!これはまさに天然の水族館。きっとスキューバーダイビングなんかするとまさに水族館状態なんだろうなぁ・・・マジでびっくりの管理人でした。

すっかり沖縄の海にはまってしまった管理人。ここからは市内観光グループとマリンスポーツグループに分かれて行動開始。僕はマリンスポーツグループ。海水パンツを購入して急いで着替え、エメラルドブルーの海へ(^^)
まず最初はドラゴンボート。バナナのようなボートにまたがりジェットスキーで引っ張ってもらうアトラクション。総勢8名だったので4人ずつ2チームで挑戦!いやはや綺麗な海と景色の中をかなりのスピードを出して疾走するのですんごい爽快感!みんな子供に帰ったようなはしゃぎようでした(^^)沖縄の海に来たら絶対体験することをお勧めします!名前はドラゴンボートという怖い名前ですが、決して怖くはありません。乗る人によってスピードを変えてくれるようですので家族連れでも安心(^^)

そして次はスキービスケット。これは二人乗りで、まさにビスケットの形をした小さな乗り物。ドラゴンボートに比べるとはるかに小さいのでかなりのスピードが出ます。スピード感はドラゴンボートの比ではありませんが、そのスピードに感激するアトラクションです。更にジェットで案内してくれたお兄さんがすんごくかっこいいんだ!

ひとしきり海を堪能したマリンスポーツ組みは着替えて食事。ここでも沖縄ならではのメニューを注文。
まずはタコライス。たこが入っているものだとばかり思っていた管理人は全く違うものだとしりました(笑)
そして僕が注文したのは沖縄焼きそば。沖縄そばを焼きそばにしたものですが、ケチャップ味でイタリアン風。これはかなりのお勧め料理です。

今回のツアーを企画してくれたSさんの様子がおかしい!なにやら船酔い??をしてしまったらしくぐったりしていて調子が悪そう。。。そりゃ〜ほとんど寝ずにいろいろ行動してくれていたので体調もおかしくなるでしょうね。ホントスイマセン(^^;)
食事を終えてビーチを後にした我々は高速に乗って首里城を目指します。運転は調子を崩してしまったSさんの代わりに青○さんが運転。

高速をスムーズに走り抜けて琉球王国の城である首里城に到着。その沖縄独特の佇まいと荘厳な雰囲気に圧倒される管理人。繁栄と栄華を極めたこの城は、当時の権力をいまだに誇示し我々に示している。その名のごとく朱に塗られた美しい城は戦争による消失などで幾度もの修復を経て今に至っているそうだ。途中、琉球大学のキャンパスだったことも知った。眼下に広がる壮大な町並みを見たときに、その大きさと威厳を肌で感じることができる。




琉球王国とは、今から約570年前(1429)に成立し、約120年前(1879)までの間、約450年間にわたり、日本の南西諸島に存在した王制の国のことである。北は奄美諸島から南は八重山列島までの琉球諸島には、約3万2千年前から人類が住んでいたことがわかっている。琉球諸島には、先史時代を経て、日本の鎌倉時代に当たる12世紀頃から一定の政治的勢力が現れはじめた。各地に「按司(あじ)」とよばれる豪族が現れ、彼らが互いに抗争と和解を繰り返しながら次第に整理・淘汰され、やがて1429年尚巴志(しょうはし)が主要な按司を統括し、はじめて統一権力を確立した。これが尚(しょう)家を頂点とする琉球王国の始まりであった。その後、琉球では独自の国家的な一体化が進み、中国をはじめ日本、朝鮮、東南アジア諸国との外交・貿易を通して海洋王国へと発展してきた。首里城はその海洋王国の政治・経済・文化の中心であった。
琉球王国の歴史の中では、一度だけ大きな政権交代があった。統一王朝が成立してから約40年後の1469年、伊是名島(いぜなじま)の農夫出身の金丸(かなまる)がクーデターにより政権を奪取し新王朝を開いた。しかし、金丸は前例に従い、また中国皇帝との関係にも配慮して尚王家を継承し、尚円王(しょうえんおう)と名乗った。このため、琉球王国の歴史では、この政権交代以前の王朝を「第一尚氏王統」、それ以後を「第二尚氏王統」と呼んでいる。さて、この第二尚氏王統は、初代国王尚円(しょうえん)から数えて19代目の国王の尚泰(しょうたい)時代まで(約400年)続いた。その間、1609年に日本の薩摩藩が3000名の軍勢をもって琉球に侵攻し首里城を占拠した。それ以後270年間にわたり琉球王国の表向きは中国の支配下にありながら、内実は薩摩と徳川幕府の従属国であるという微妙な国際関係の中で存続していた。しかし、やがて日本の明治維新により成立した日本政府は、1879年(明治12)軍隊を派遣し首里城から国王尚泰(しょうたい)を追放し沖縄県の設置を宣言した。ここにおいて、琉球王国は滅亡した。

さて、飛行機の時間も迫ってきた我々は先に名古屋に戻るK組本社Sさんとお別れ。名護市内の国際通りに向かう。
ちなみに、このSさんは非常に面白い人で旅行中常に「天然」を爆発させて大笑いさせてくれた。見た目と行動が一致しないのでそこがまたつぼにはまる。これは仮の姿だと本人はおっしゃっておりましたが、普段が仮の姿だと我々は思っております。(楽しい旅行をありがとうございました^0^)
沖縄一の繁華街である国際通りは、その名のとおり多くの人であふれかえっている。色鮮やかな服やフルーツ・魚が並ぶ公設市場は活気にあふれて圧倒された。テレビでしか見たことのない豚の顔はちょっと感動もの(^.^;)


お土産を購入して今回の旅のエンディング。レンタカーに燃料を満タンにして返却。那覇空港まではバスで送ってもらい、いよいよ東京に戻ります。今回の旅行を企画して現地案内まで全ての段取りをしていただいた近○組の須○さん。本当に本当にありがとうございました。何よりも素晴らしい沖縄の旅になりました。そしてこの旅行会に参加されているメンバー皆さんの人柄は本当に素晴らしかった。常に笑いが絶えない雰囲気は最高でした。特にS課長!最後までメンバーをまとめあげつつかぶっていたちょんまげ(笑)は小力もびっくりでした。普段は忙しい時間を過ごしている人たちばかりで、僕自身も非常にお世話になっている立場なのに同じ仲間として付き合っていただけたことに心からのお礼を申し上げます。また次回も是非参加させていただけますようお願いいたします。
20時那覇を離陸。22時東京到着。帰宅は午前1時。たった3日間(実際は2日と半日)の沖縄滞在でしたが、本当に満喫した!と言える大満足の沖縄旅行でした。