コンプライアンスと会社のありかた

gokaken2009-02-14

最近コンプライアンスという言葉をよく耳にします。「法令順守」という企業にとっては必ず守らなければならない事。我々が生活をさせていただいている社会に対する約束です。
横文字ではちょっと身構えてしまうのですが、法令順守という言葉で朝礼や会議の時に社員皆さんに伝えるようにしています。自動車を運転すれば「道路交通法など」仕事をすれば「労働安全衛生法」など何かをやるときは必ず法律があります。それをしっかり守っていこうということなのですが、その法律が結構複雑で専門用語で書かれているのでチョット理解に苦しむ事があります。
しかし、当社には解説本やつぼを押さえたマニュアルなどがあるので、「こういう時はどうするんだっけ?」という時は、それを時々ですが開いて読んでいます。当社は主に大企業様のお仕事を頂いているので世間からの厳しい目で見られていると常に感じていなければなりません。作業着ももちろん決まったものを着用していますから世間からはお客様の社員と同等の目で見られています。もし、当社がコンプライアンス違反をして御指摘を頂くような事があるとお客様に多大な迷惑をおかけする事になってしまいます。
もちろん安全も重要な要素でありますし、品質も大切です。これに加えて当社では法令順守が最重要課題となっています。決まったルールの中でしっかりと仕事をする。口で言ってしまうと簡単ですが、現場ではいろいろな苦労があります。しかし、今までやってきたからこれからも大丈夫。という考え方は捨てて「これでいいのだろうか?」と一呼吸おいて作業を見直す事が大切では無いかと話しています。
「間違いや勘違いでした」では済まされない事もたくさんあります。ドンドン厳しくなる要求にいかに効率的に応えていくかをみんなで話し合わなくてはと思うのです。
どんな小さな会社だからといって法律の特例はほとんど認められません。だからこそ少しずつでも自分たちが守らなくてはならない必要な法律を勉強していかなくてはと思う管理人です。