三方良しの公共事業

gokaken2007-05-08

今日は永田町で開かれた全国建設青年会議主催の講演会に出席。市民・行政・業者の三方が全てよき方向に向かうことのできる公共事業!という講演会に出席した。話を聞いているとなるほど。と感心することばかり。発注者と業者が「物を作る」という一点に向かって協力し合うという理想的な話を聞く事ができた。そしてなにより感心したのがこの企画を国土交通省のほうから持ちかけていただいたと言うこと。当社は国交省の仕事はやっていないが、話を聞くとイジメに近い事ばかりをされている印象を受ける。「明日までに書類をもってこい!」と言われて徹夜して作り持参すると「そこにおいといて」と一言で終わり。その書類の決裁がなかなか下りずに工事中断して工期が無くなる、または、工期が迫ると「早く終わらせろ!」という具合。
こんな事が現実にあって精神をおかしくした監督さんや業界から去って行く監督さんがかなり多いと聞く。自信がないから書類を多くする。書類が多くなると目を通す時間が無くなる。その書類の裏づけが欲しいから更に書類が増える。というぐあいに悪の連鎖が現実に起きているのだという。本当に興味深い話だった。
今回の試みは「ワンデイレスポンス」というその日のうちに回答するという試みの実践だった。現場から上がった質問・協議に一日で返事を返すというもの。なるほどこれなら工事遅延にもならない。そして発注者側では回答するために「報告・連絡・相談」がスムーズになったということだった。このような取り組みは我々としても大歓迎だし、仕事・もの作りへのモチベーションが更に上がると思う。
ある監督が言っていた「昔はもの作りだったが、今はものより書類作りが優先なんだよ」という現実。その原点に立ち返って「一緒に納税者が便利に安全に使っていただけるものを作る」という目的に向かうことのできるこの取り組みはきっと将来的にスタンダードになってくるのだと思う。
佐藤技術審議官が言っていた。「このような取り組みを特別なことではなく当たり前にしなければならない」という言葉に大きな感銘を受けた管理人でした。
詳しくはこちら→http://www.sanpouyoshi.jp/index.html#program

その後茨城参加者4名で食事をしに今話題の新丸ビルに行った。

アダルトな雰囲気があって話の通り大人の遊び場的雰囲気が漂った建物。GW明けということで人は少ないと思ったが結構混んでいる。GWの時は身動きすらできなかっただろうなぁと話ながら話題の中華料理屋さん四川豆花飯荘http://www.sichuandouhua.com/tokyo/へ。ここは何度かテレビで見た事があってお茶をながーいジョウロみたいな容器で注いでくれる珍しいお店。
 
管理人は「坦々麺セット」をわがままを言って激辛に変更してもらって注文。
 
これがまた激辛だけど激美味で山椒ととうがらしの辛さが絶妙でヒーヒー言いながらもスープまで完食。せっかくだからと言いながら軽くワインまで飲んじゃって良い食事となりました。
その後は新橋に用事があったので電車で向かい、宇都宮線で帰宅。
ちょっと体調がおかしいかなぁ???と感じて体温を測ると39度近く!!ビックリして布団にもぐりこむが・・・かなりヤバイ管理人です。